玩具花火玩具花火はいろいろな種類がありますが、大きく分けると手持ち、打ち揚げ、噴水に分かれます。。他にも木の枝に吊るして火をつけるものとか、ねずみ花火とか、昼用のものなどいろいろありますが。 玩具花火に関しては知ってることは多いのですが、写真までは撮っておりません。文で説明しますがわかりにくいかも知れません。いろいろ参考になるページにリンクをはっておきますので、そちらも参考にして下さい。
手持ち花火火薬を紙などの筒に詰めて、それを棒の先に取りつけたもの。火薬の部分は火をつければ燃えますから、手に持つために付けたものが棒というわけ。手持ち花火も厳密にはススキ型とスパーク型というものに分かれます。スパーク型は棒の上に火薬をまぶしたもの。木の棒の先に、灰色というか銀色の火薬がついていて、その先に火をつけて遊ぶのがこのタイプ。ススキ型はスパーク型の火薬の部分を紙で覆ったものです。包んだ紙の先がちょっと余っていて、その部分に点火して使います。どちらも木の棒がついているのが基本ですが、もち手がボール紙でできていたり、火薬の部分が何本かに分かれていてタコの足のように広がるものなどのバリエーションがあります。 まあ手持ち花火はあまり知らないというか、興味がないのでこの程度のことしか分かりません。これだけではあんまりなので、手持ちの中でも有名な線香花火についてちょっと書きましょう。
線香花火のわびさび線香花火って、子供がはじめて親に持たせてもらえる花火ですかね?火力が弱く、子供でも危険が少ないということでしょう。しかし、線香花火の玉を落とさずに最後まで燃焼させるには実は結構高い技術が要るもので、大人になってから線香花火の魅力に取り付かれる人もいます。落とさずに残した玉が大きく膨れて、その回りでチカチカと火花が散るようになる。これが線香花火の醍醐味でありましょう。これをより大きくするために、2本3本とまとめて火をつけると今度は玉が重過ぎて落ちてしまう。こういう経験はありませんか?この辺が線香花火の「わびさび」なのでしょう。これは日本だけのもので、アメリカやヨーロッパにはないものだそうです。彼らに見せると「きれい」と言うそうですが、迫力の面で物足りないと感じるかも知れませんね。 この線香花火、実は関東と関西では形が違うのです。東では七色に染めた和紙を紙縒り(こより)にして、その紙の中に火薬を封じ込めて作ります。対して西のものは、藁の串の先に黒い火薬がまぶしてあります。ですから見た目が全然違います。関東のものは細長い紙の筒みたいなもので、火薬はその中に入っています。関西の線香花火は藁の先に火薬が見えているのです。でも同じ火薬を使っているせいか、火をつければ同じように楽しめます。 さて、「線香花火」という名前ですが、別に線香に使われる艾(もぐさ)でできているわけではありません。これは江戸時代の遊び方に由来します。昔京都の芸者衆の遊びとして流行ったそうですが、香炉の灰の中にこの線香花火を逆にして立てて、火をつけて鑑賞したのだそうです。逆にして立つというのは、紙縒りにした和紙ではできません。藁の串、つまり関西のタイプだからできたのです。つまり線香花火は関西が発祥の地なのです。それが関東に伝わる過程でどういうわけか、和紙の紙縒りという形に変化したというわけです。 この線香花火は手作りで製造されますが、特に関東のものは細い紙をよっているわけですから、かなりの労働力つまりは人件費がかかります。実は現在線香花火は日本では作られていません。線香花火を作る職人の後継者がいなくなり、つい数年前に最後の線香花火作りのおばあさんが引退して、作る人がいなくなったそうです。ですから、今我々が遊べる線香花火はすべて中国からの輸入品です。 九州で最後まで作られていた国産の線香花火は、現在ではプレミアがつく貴重品になってしまいました。現実には生産が途絶えてしまった線香花火ですが、晩年に作られたものは大切に保存されています。私が懇意にしてもらっている花火屋の山縣商店の社長さんが、「線香花火保存会」というものを主催しておられます。興味があったら山縣商店のホームページ、をたずねてみてください。
打ち上げ花火プロ用花火の煙火では、「打ち揚げる」という漢字を使うことが多いのですが、一般には「打ち上げ花火」という漢字を当てることが多いかも知れません。玩具花火の打ち上げモノは、細くてビンなどに立てるものと、太くてそれ自身で立たせることができるものの2種類があります。前者はビンなどに立てて、上に火をつけます。後者は紙の筒になっていて、下には木の板でできた台がついており、上にはプラスチックのキャップがついています。使うときはキャップを外し、下から出た導火線に火をつけるというのが一般的です。 火をつけると筒の先から火の玉が飛び出すタイプと、小さいながらも玉を打ち上げてそれが上空で破裂するものがあります。玩具花火には火薬量10グラム以下という制限があるので、花火大会で揚がる煙火とは比べものにはなりませんが、気分だけはあの煙火を上げたような気になるというのでしょうか。自分で火をつけて開く花火の真下で見るというのは迫力があるものです。「三尺玉」という名前の製品もあります(もちろん名前だけですが)。
ロケット花火ロケットも打ち上げ花火の一種なのですが、かなり特殊な形をしています。長さ5センチくらいの紙筒に火薬が入っていて、先端はプラスチックになっていて、下には短い導火線がついています。これに30センチくらいの木の棒がついています。これをビンなどに刺して、導火線に火をつけると、「ピュー」という甲高い音とともに飛んでいきます。飛んでいくときに火花が見えますが、上空で開くわけではありません。これは音と、火花が飛んでいくスピードを楽しむものでしょう。 僕自身、「花火はきれいに開くのが粋」という考えの持ち主なので、このロケット花火はあまり好きではありません。しかしこの世にはロケット花火のマニアという人も存在します。ロケットの面白さは「連発」すなわち一度に何本のロケット花火を打ち上げるかということにかかっています。もちろん導火線に1本1本点火していたのでは、大量発射ができません。それを実現するためにはさまざまな創意工夫があるわけです。 こちらのページには、ロケット花火のマニアの人が2万本揚げたという記録があります。興味ある人は覗いてみてはいかが? 噴水型花火手持ちとは違って地面において火をつけますが、打ち上げ花火のように上空に上がらないタイプ、それが噴水型またはドラゴンと呼ばれる花火です。たいてい小さな箱に入っていて、箱から導火線を出して点火します。すると箱の上から火花が噴水のように吹き上がるというものです。 このドラゴン花火は愛知県の太田煙火製造所というところが発明しました。このお店はその名もおもちゃ花火のドラゴンシリーズという名前のホームページを持っています。このページは社長の太田さんが自ら維持運営しているページです。当時はまだインターネットが普及し始めたころで、少ない花火ページということで連絡を取り合い、それ以来メイルフレンドです。 ドラゴン型花火はサイズとしては小さいのですが、手持ちよりは確実に大きく、打ち上げよりも近くで見れるので結構迫力が楽しめる花火だと思います。コンビニなどで売っている「花火パック」には入っていなかったり、あっても小さいのが1つくらいなのが残念です。専門の店に行くと、ドラゴン花火も結構種類があって、1個1000円くらいするものだとかなりの大きさになります。専門店に行く機会があったら是非一度試してみてください。
その他玩具花火にはこれ以外にも、糸で吊るして火をつけるものとか、煙幕や蛇(またはウン●)といった昼用の花火などもあります。ただこの辺になると「子供のおもちゃ」という感じがして、個人的に興味がありません。見たい方はリンク集にある花火屋さんのページ(通販をしているところ)を見てください。
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