PyroWeb開設当時から、Javaによる花火シミュレーションプログラムを作ってきました。花火のメカニズムを忠実にプログラムしたものです。常に改良しながら、いろいろなパターンを作っていったので、数が集まりました。ここで過去の作品も含めて公開しています。
の後ろに作品タイトルと説明があります。
- この
がスイッチですのでこれをクリックします。
- 新しいブラウザのウィンドウが立ちあがってプログラムが実行されます。
- インタラクションをもつプログラムもあります。「音」をチェックすると花火の爆発音が出たり、色を変えたりできます。
- プログラムは無限ループですので終わりません。見終わったら「ウィンドウを閉じる」ボタンまたはブラウザのウィンドウを閉じて終了します。
現在23作品が登録されています。
1. カバーページ
その時々でもっともよい作品は、PyroWebの表紙を飾りました。Java花火は人気があったため、アクセスカウンタを増やすために表紙に置きました。新しい作品を作るたびに時間が長くなっていきました。
無題
この作品は最初に表紙用に作ったものです。正直に告白しますとこのプログラムにはバグがあって、本来芯ではなくて外側の星の色が変化するはずでした。当時のことは覚えてませんが、面倒なのでそのまま表紙にしてしまいました。(1998年制作)
ハジケル花火
日本語が読めれば言うまでもありませんね。この当時「型モノ」花火のプログラムを作っていて、それを応用して表紙のプログラムを作ろうと思いました。(1999年制作)
季節の挨拶 Seasonal
Greeting
これを作った1999年当時イギリスに滞在していました。その頃のイギリスはとにかく「ミレニアムブーム」で2000年を迎えるのが楽しくて仕方ないという雰囲気でした。その年末から2000年の年始にかけて「季節の挨拶」として作ったのがこれです。Merry
Xmas & Happy New
Yearの意味です。しかし本当のミレニアムは2000年の年末に終わり、2001年から新ミレニアムが始まったのでしたね。(1999年冬制作)
Cool Fireworks 2000
Java Fireworks
Theaterの第1段。ここから芸術性を意識して作るようになりました。前の3作品、「無題」「ハジケル花火」「季節の挨拶」はどれも小さな画面サイズを使っていました。これは当時のPyroWebの表紙のデザインに理由があります。当時各ページに飛ぶボタンを7つ丸く並べて、その中央にJava花火のプログラムを配置していました。レイアウト上、Java花火は小さくせざるを得なかったのです。
このCool Fireworks
2000から表紙レイアウトを変更しました。ボタンは右側に積み上げて、Java花火の画面を大きくしました。全体の時間を長くして、ストーリーを持つようにして、表紙だけ見ていられるようにしたのです。
このCool Fireworks
2000では、いろいろな花火を順番に打ち上げています。1つの種類の玉は8発が一度に揚がります。次々に連続打ちをしているように見えます。(2000年春制作)
千年紀のメッセージ Millennium
Message
Java Fireworks Theaterの第2弾。Millennium Message
は今度こそ本当の新千年紀(2001年)を祝うために、2000年の年末から2001年の4月頃まで使っていました。このプログラムでは「連続打ち揚げ」を実現しました。8発とは言わず、数多くの玉が切れ目なく揚がります(所々で意図的に切れ目を入れていますが)。前のCool
Fireworks
2000では一度に揚がる花火は全部同じ種類・同じ色・同じサイズでした。しかしこのプログラムで任意の種類、色、サイズの玉を自由な順序で上げることができるようになりました。というわけで本当の花火師のように連続打ち揚げの構成をデザインできるようになったわけです。(2000年12月制作)
爆発する愛 The Explosive
Love
Java Fireworks Theater第3弾。基本的にはMillennium Messageの改良版で、土星、アトミック、キラ星の3つを新たに加えました。それに打ち揚げの最後にメッセージ(タイトルと作者名)を入れています。Java花火は無限ループなので、その最初と最後が分かるようにしたのですが、どこか映画というか作品ぽくなったでしょう?なお、この年は日本で「イタリア年」というものがありました。作品の途中で赤、白、緑の花火が続くのは、これを意識したものです。(2001年4月制作)
グランドレビュー The Grand
Review
Java Fireworks
Theater第4弾。今まで玉のあがるタイミングの間隔が一定だったのが、変化をつけられるようにしました。これによってゆっくりあがったり、続けて何発もあがったりできるようになり、盛り上がりの演出ができるようになりました。新しい玉としてはトンボ、ひまわり、千輪菊、錦冠菊が追加されています。途中青い花火が続くところがありますが、これはこの年のサッカーワールドカップの日本代表の活躍を祈願したものです。(2002年1月制作)
カリフォルニアドリーム California
Dream
Java Fireworks Theaterの第5弾。The Grand
Reviewの後公私ともに忙しくなり、まったく時間が取れなくなりました。アメリカに移住し、PCも新しく購入、制作意欲がわいてきたので一気に作りました。タイトルは自分がカリフォルニアに移り住んで、夢を持ち続けていたいという願望からです。
基本的には花火の星の動きから作り直しましたので、今まで作った玉の動きも少し変わりました。特に尾を引く星の動きをリアルにしました。椰子と蜂を新たに加えました。(2003年7月制作)
2. Java花火 Version 1
コンピュータグラフィックスによる花火のシミュレーションはかなり昔から作っていました。PyroWebを始めた1996年頃にJavaに移植して、公開していました。その中からよい作品を表紙におくようにしましたが、その前から作品を作っておりました。
花火図鑑
Java花火で作った数多くの花火を図鑑形式で見るプログラムです。いろいろな花火を1つずづ作っていたのものを、ひとつのプログラムで見えるようにしました。花火玉は1発ずつ揚がります。メニューで玉名を選ぶと揚がる玉が切り替わり、簡単な説明文も出ます。
花火大会
これは花火図鑑に続いて作った作品で、何種類もの花火が数個ずつ揚がっていくというものです。Java花火の特徴は複数の花火をタイミングをずらしながら並列に揚げることができるというもので、このようなスターマインが実現できるというものです。1996,7年頃にはこれが一番の看板でしたが、その後より改良したものをカバーページ用に作っていったので、今みると陳腐な感じですね。
昇り曲導付尺玉
大きな花火玉を揚げるときに上空に上がる途中で小さな玉が開いて行くのを、昇り曲導(きょくどう)と言います。これはそれを表現したものです。画面がかなり縦長になってしまいました。
小割り浮き模様
これは玉の中に小さな玉が入れ子になった「小割り玉」と普通の割りモノが組み合わさったものです。親玉の割りモノがパッと広がったところに子供の玉が開く。そのタイミングを表現するのが難しかったです。実際の花火師さんたちも同じ苦労をしているのでしょう。
花火オンデマンド
インタラクティブなプログラムを作ってみたものですが、メニューが英語表示になっています。芯入り変化菊の色と尾の長さを変えることができます。Innerが芯、Outerが親玉、1stが最初の色、2ndが変化後の色を表します。
おかしな花火
これは半分お遊びというか、Java花火のプログラムでこんなことができるというシャレのつもりで作ったものです。渦巻きのように周りながら広がる輪とか、星が広がるのではなく集まっていくブラックホールとか、物理的には不可能なものばかり。Java花火でしかお目にかかれません。
型モノ花火
平面上に星を並べて絵を作るというものです。本当はもっとたくさん作る予定でしたが、なぜか3種類作ったところで終わってしまいました。
3. 花火Version 2
Version 1
のJava花火は計算量を減らすためにある程度の「誤魔化し」をしていました。それは星の尾です。長く伸びる星の尾を表現するとき、星の先頭を伸ばして、尾の後ろを消していました。しかし現実には尾が伸びている間にも重力がかかっているので、尾は下に落ちていきます。そこで火花の1粒1粒の重力計算をしてみたのがリアル花火です。よりリアルに見えることは確かですが、計算量が多くなっています。CPUパワーのあるコンピュータでないと厳しいかと思います。
八重芯変化菊
リアル花火で最初に作った八重芯変化菊です。
八重芯変化菊改良版
八重芯変化菊をリアルに再現したものです。2つある芯が光るタイミングが揃わないところまで表現してみました。外側の親玉の星だけが尾を引きます。親玉の星が消えた後の余韻をお楽しみ下さい。
錦冠菊(にしきかむろぎく)
錦冠菊は「花火の王様」と呼べるものです。Java花火でこれをうまく表現するのがひとつのテーマなのですが、昔のシリーズ(例えば花火図鑑にあるもの)ではあまりうまく表現できたとは言えませんでした。本物の錦冠菊を見て「尾にも重力をかけなければならない」と思ったのがリアル花火を作るきっかけでした。そんなわけでこれはかなり実物に近づいたのではないかと思っています。
4. Java花火Version 3
Version2からVersion3への変更点は、菊星の尾がの動きに乱数を加えたものです。錦冠菊や椰子などで、広がった後の火の粉がランダムに散らばっていくところを忠実にシミュレートできるようになりました。
花火カタログ
Java花火Version2のときに作るべきでしたが、作っていなかったので、Version 3で作りました。基本的にはVersion
1の花火図鑑と花火大会を合わせたものです。玉の名前と打ち揚げる数を指定することができます。PC環境の事情により、玉名はすべて英語で表示されます。訳は以下の通りです。
- Strobe 花雷
- Peony 牡丹
- Dahlia ダリア
- Saturn 土星
- Twin 染め分け
- Stained ステンド
- Atomic アトミック
- Face 顔(スマイルマーク)
- Brocade 錦冠菊
- Chrysanthemum 菊
- Bees 蜂
- Coconut 椰子
- Shell of Shells - 1 color 千輪菊(1色)
- Shell of Shells - 2 colors 千輪菊(2色)
- Shell of Shells - 3 colors 千輪菊(3色)
(2003年8月制作)
おかしな花火 2 
おかしな花火の第2弾!変な色、変な動き、逆の動きなど、Java花火ならではの変な花火満載。
(2003年8月制作)
5. 煙管
煙管(えんかん)は手持ち花火のように管の中に火薬が詰められたものです。これに火を付けると一定時間火花を噴出します。これを上に向けたり、回したり、つなげて火をつけたりしてみました。
ドラゴン花火
「ドラゴン」とか「噴水」と言われる玩具花火を表現してみました。
大車輪
火花を噴出しながら回る花火です。
ナイアガラ大瀑布
ナイアガラ大瀑布、またはナイアガラの滝と言われるもので、煙管を長くつなげたものです。花火大会ではワイアーをクレーン車でつったり、橋の下にかけて火をつけますね。
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