アメリカ独立記念日花火の名所1

はじめに

2002年にアメリカに移住して以来、花火を見る機会が大きく減ってしまった。いかに私が花火大会を見てきたかについては、このページの左のWATCHINGというタブを開いて、花火を見た日誌を見てもらえたら分かると思う。

アメリカでは基本的に7月4日の独立記念日が「花火の日」になっている。人々が花火を愛する気持ちは日本でもアメリカでも、変わることはない。しかし、私のように名物の花火を求めて旅行までする人間にとって、「花火が上がる日が7月4日に限定される」というのは痛い。どんなに頑張っても1年に1回しか見ることができないのだ。

独立記念日の花火

アメリカの独立記念日に花火をあげるという習慣はかなり古い。WikipediaのIndependence Dayの項目を見てみると、1777年7月4日に、Philadelphia(当時の首都)で、独立記念日を祝った時に花火を上げたのが始まりとされている。アメリカ独立は1776年なので、次の年にすでに始まっていたということになる。日本の花火が伝統と言われるが、アメリカの独立記念日の花火も相当古いのである。

名所は?

というわけで、アメリカ人も花火が好きだ。7月4日はアメリカ全土で花火が上げられる。このうち1つしか見ることができないので、どうせ見るならいいものを見たい。

Best July 4th Fireworks

当たりを参考に、有名と言われているところを上げてみる。

Boston

アメリカでは1974年に建国200年行事として、いくつかのイベントが企画されたが、Bostonの花火もそこから始まっている。ここでは周辺の20の市や州、行政機関が企画に参加して、沿岸警備隊や警察、消防など6つの機関が協力している。Charles Riverにボートを浮かべて、21分間の花火打上げを行う。

観覧場所:午後8:30から、Boston Popsというライブコンサートが行われるが、このコンサートの席に座ってしまうと花火を見ることができない。しかし、幸いなことに川のLongfellow Bridgeという橋の近辺では、Cambridge側からもBoston側からも見ることができる。合計では40万人から60万人が同時に花火を見ることが可能。さらに川には遊覧船が500から1000艘出て、これに載ればコンサートと花火の両方を楽しめる。

Washington, D.C.

モールと呼ばれる議会やホワイトハウスの前の公園全体がステージになる。ここでライブの花火を体験するのがよい。この花火打上げは準備に1週間かけ、大きな玉を多用し、首都で行われる花火に相応しいものである。ショーのハイライトは、Lincoln MemorialやWashington Monumentで上がる花火イリュージョンである。Lincoln Memorialで上がる花火は、池に反射するのが見ものである。音楽演奏が2つあって、花火に合わせて演奏される。1つはライブの観客向けに、もう1つはNational Symphony Orchestraが西側の芝生で行うもので、こちらはPBSというテレビ放送向けのもの。

観覧場所:初めて見るのであれば、モールの奥深くに言ってみるのがおすすめ。できるだけ早く行きたいもの。

参考:日本語のページを発見。 独立記念日花火ガイド in ワシントンDC。これは素晴らしい情報です。

Lake Tahoe

タホ湖(Lake Tahoe)は、Nevada州とCalifornia州の境にある湖で、エコシステム、新鮮な水、非常に奇麗な景色などで有名でだが、この7月4日の花火も有名である。Pyro Spectacularの副社長のIan Gilfillanは「量よりも質だ」と言う。彼によれば、特別な花火が使われると言う。丸いもの、対称のもの、花の形、ファンファーレ(銀蜂か?)、さらには雷、菊など数多くの花火が上がる。

観覧場所:湖の南からTahoe QueenとM.S. Dixie IIという2つの外輪船に載れば、最良の場所でディナーが楽しめる。あるいはBaldwinビーチ、Nevada Beach、State Parkといったバーベキュー場でピクニックテーブルを広げる。

New York City

アメリカのデパートのMacy'sがスポンサーになっている花火大会。これはアメリカで最大にして豪華な花火大会である。1976年に始まった。このショーでは、 Pyro Spectaculars社の花火が使われるが、全米の他の都市の3倍の量の玉が上がる。2009年のテーマは「アメリカの川」ということで、Hudson川に変更になる(去年まではEast リバーだった)。これはHenry Hudsonがこの川を登ってから400年が立つことを記念してのものである。24thから50thストリートにかけて、6艘の台船が出て、75000ポンド(約34020キログラム!)の花火を上げる。

観覧場所:マンハッタン島の西側の高速道路が歩行者用に開放される。ShearwaterやAdirondackなど、遊覧船を予約すると忘れられない夜になるかも知れない。