世界花火実戦編

China

中国

中国と言えば、花火が生まれた国である。日本の花火も元々は中国から輸入されたものである。

中国では2月の春節、いわゆる中国の旧正月に花火が使われる。また国慶節(建国の日)にも花火が上がる。中国の花火と言えば、昼間に爆竹が鳴らされるというイメージが強いが、打ち揚げ花火や仕掛け花火もあるようだ。

上海

まずは上海で国慶節の花火を見たという日本人のレポート。

会場の一部に有料席があるとか、有料席以外ではどんなところから見えるかなど、実体験に基づいたレポートは貴重。

このイベントは上海音楽花火フェスティバルというもので、2007年に8回目ということだから、1999年に始まったということか。9月末から10月初旬にかけて3回の花火がある。中国の花火師と、日替わりで外国の花火師が競演するという趣向のようだ。上のレポートではアメリカの花火が出たと言う。

写真にもあるけど、あれだけ地上が明るくなるということは、光の強い花火を使っているのか?

ビデオはYouTubeで検索するといろいろある。

まずこちらは上海の花火だが、海に面した人工島のようなところにビルが立っていて、その前で花火が大量に上げられる。このビデオを取っているのはかなり高いところなので、入り江のようなところになっていて、対岸のような場所にもビルが経っているのだろう。

このビデオはかなり大規模な花火の打ち揚げ方を解説している。10分のビデオだが4部構成になっていて、それぞれの部でテーマがある。1部から、「歓迎オープニング」「彩色」「浦江(この川の名前)のラプソディ」「平和の祝福」というような意味か。

このビデオは花火の音に荘厳な音楽が被せられており、イメージビデオのような作りになっている。そのため、何時上がった花火なのか分からない(おそらく春節だと思うが)のと、客の反応が分からない。

いずれにしても、このような都会のビルの中で花火をあげて、中には建物に花火を仕込むのはすごい。これってまず日本では許可されない花火の打ち揚げ方だ。

こんな時、ビルは閉鎖になるのだろうか?と思ったら、こんなビデオを発見した。これも上海のもの。

何とビル街で上がっている花火を、ビルの中から撮影している!英語のタイトルがあるが、何とアパートの中から撮っているようだ。

たぶん、公式な花火大会ではなくて、年明けになったので人々が勝手に花火を上げているのだろう。

昔から、「開く花火を上から眺めたらどう見えるか」という疑問を持っていたが、このビデオでは何度もそのシーンが見られる。そういう意味では貴重なビデオなのだが、こういう花火は危険極まりない。事故は起きないのか?

(2010.2.10)