世界花火実戦編

Norway

モンゴル

この世界花火の記事を書くに当たっては、最初に「国名+花火」でネット検索をかけるのだが、モンゴルで検索した時に、非常に面白い記事を見つけた。

2007年に、京都府福知山市にある旅行会社(近畿日本ツーリスト)が、モンゴルツアーを行った際に、日本から花火師を連れて行って、モンゴルで日本の花火を上げたそうだ。これはこのツアーを企画したツアコンの人が、「モンゴルの大草原で花火を上げてみたい」と常々思っていたそうで、その夢を実現したという。すばらしい。

上のリンク先にある写真を見ると、ゲル(モンゴルの移動式の家)の上で開いている花火が見事だ。花火でゲルも照らされている。草原なので、街灯などはなく、夜になったら真っ暗なのだろう。

モンゴルは基本的には年明けに花火を使う習慣があるようだ。

こちらはYouTubeのビデオで、上と同じく草原のゲルにいる家族が、花火で正月を祝うというシーン。

一家団欒の家族が、時間になったら外に出て花火で遊ぶというもの。花火と言っても玩具花火の小さなもの。3分くらいしたらまたゲルの中に帰って行く。非常に素朴な花火だが、ゲルの外は真っ暗なので、小さい花火でも実際には奇麗に見えるのだろう。

こんな素朴な花火をやってる草原の人たちが、日本の打ち揚げ花火(実際には中国製のようだが)を見たらさぞかしビックリしたのだろう。

これは草原での花火だが、都会ではもっと盛大な「年明け花火」がある。首都のウランバートルでの花火のビデオがこれ。

最初にクリスマスツリーみたいな電飾のツリーが飾られたデパートが映って、その前を車が走っている。かなり大きな通りなのだろう。そして町の広場のようなところに人が集まって、花火が始まる。

花火があちこちから上がっているので、市民が勝手にあげているのかと思ったが、結構大きな花火だ。日本で言ったら3号、4号、5号くらい?これならちゃんとしたプロの花火師が上げているのだと思うが、打ち揚げ場所がいくつあるのだろう?

「370」というネオンサインのあるビルの手前から花火が上がるシーンがあるので、おそらく広場の中で上げている。ということは、客と花火の距離がかなり近いのだろう。最後の方になると結構大きな玉も上がっている。間近で見ると迫力がありそうだ。

(2010.2.20)