世界花火実戦編
アメリカ合衆国アメリカの花火は7月4日の独立記念日に上がるものと決まっている。昔「アメリカで消費される花火の90%が7月4日に上がる」というのを読んだ記憶がある。その次が12月31日の年明け花火であろう。他では野球場でファンサービスのために上がる花火もある。 独立記念日の花火を何度か見たが、最大の問題点は時間が短いことである。7月4日と言えば夏至のちょっと後で、1年の中ではもっとも昼が長い時期になる。しかもサマータイム制のために時計は1時間遅くなっている。だから、9時を過ぎないと花火を上げるような暗さにならない。そのため打ち揚げ時間はどうしても短くなってしまう。 New York, NYやはり人口の多い所にはよい花火がある。ニューヨーク市で行われる花火大会はMacy's Fourth of July Fireworksと言う。Macy'sはアメリカで有名なデパートの名前だが、花火大会の冠スポンサーになっている。そしてこの花火はNBCというテレビ局によって中継される。7月4日はなんらかの花火を見ているので、この番組を見たことはない。今度録画してみようか。 この花火は全米で最大となっている規模としては4万発が上がるという。玉数で言うと、日本の富田林のPL花火が12万発というとんでもない数なので、その3分の1にすぎない。しかし、午後9時半頃から始まる花火としては、上げられる時間は30分程度。この時間の中でやるとしたら、かなり多い方だ。 このニューヨークの花火のビデオは数多くあるが、YouTubeから引用させてもらったのは、かなり遠目から撮ったものだ。遠くからなので、全景が分かる。Hudson川に5カ所打ち揚げ台が作られていて、そこから花火が上がっている。注目すべきはそのタイミングで、5カ所の花火がシンクロしている。もちろんコンピュータで制御しているのだろうけど、これは見事である。 かなり遠くからなので、花火の音は聞こえるが、観客の歓声は聞こえない。アメリカらしい客の歓声も面白いのだが、これはこれで面白いかも。
Boston, MABostonはイギリスがアメリカに植民した時の最初の町。つまりアメリカ合衆国で最古の年ということになる(1630年のこと)。そしてアメリカがイギリスから独立する切っ掛けになった「ボストン茶会事件」が起こった場所である。そういうわけで7月4日の独立記念日に対する思い入れも大きく、盛大な式典が行われるようだ。 花火はCharles Riverが大西洋にたどり着いたところで行われる。川幅がかなり広くなっており、かなり広い場所から見えるようだ。 こちらのブログの人は、打上げ場所のすぐそばのマンションに住んでいたということで、ご自宅で絶景が見られたようだ。 ビデオはアメリカ人が撮ったもの
ちょっと手ぶれがある(三脚使っていないようだ)が、障害物がないいいポジションで撮影している。花火を上げている台船もはっきりと見えるので、ポイントが高い。フィナーレの6分あまりを撮っているので、盛り上がったところが見られる。 3分27秒くらいのところで、筒バネしているのも見える。 Washington DCアメリカ合衆国の首都ワシントン。この花火の最大の魅力は、ホワイトハウスや議会など、国を象徴する建物のそばで花火が上がることである。そのため、独立記念日の花火の写真が絵はがきやマグネットの図柄として使われやすい。
Las Vegas, NVラスベガスはギャンブルの町で、大通りのLas Vegas Boulvard(別名The Strip)であがる年明け花火が素晴らしい。
Mount Rusmore, SDアメリカの独立記念日の花火のベスト10に入っていたのが、Mount Rushmoreだ。これはSouth Dakota州にある、「山に4人の大統領の顔を彫ったもの」の背後に花火を上げるというもの。 ところがこの花火は2009年を最後に中止になってしまったようだ。 2010年1月15日のこの記事によれば、「森林火災の恐れがあるため」に2010年から中止となったようだ。こういう理由では、今後永遠に花火が上がることはないのだろう。 この場所は7月4日以外に行ったことがあるが、サウスダコタというど田舎にある。観光のためにこの大統領の像を山に掘ったのだが、周りは山と森しかないような場所にある。たしかにこの場所で花火を上げるのは森が火事になる危険はある。 上の写真はMount Rushmoreの絵はがき。ちょっと花火は合成くさいが、「石に掘られた4人の大統領の背後に上がる花火」は確かに絵になるものだ。しかし、この花火だけは見に行くのは無理だなあと思っていた。残念だが仕方ない。 「この花火を現場で見た」という日本語の記事を探したが、さすがに見つからなかった。 (2010.1.29)
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