派手な仕掛け花火が終わったが、ここまで10分くらいのものだった。まさかこれで終わりか?と思ったが、3つのやぐらの頂上の火が消える前に、打ち上げ花火が始まった。
このビデオの最初、3本のやぐらの上で火が出ているが、上の方に取り付けられた滑車が回っている。ビデオだと見にくいが。
ここで音楽と花火のシンクロをみていただきたい。
関心したのは、音楽と花火が見事にシンクロしていることであった。ビデオ2の途中で日本でも有名なLa Bambaがかかるところがあるが、この曲のリズムに合わせて花火が打ち上がるところが見事だ。
このあたりは「さすがラテン」と言ったらよいのだろうか?音楽や芸術に対する情熱があるのだろう。「ラテンの人はいい加減」と思っていた。たしかにこの日の観光局のオジさんは時間と会場を間違えて教えてくれたし、風船花火は火がついて落ちても知らん顔。でもそんなのばかりじゃなかった。
もう1つは、花火の近さ。サッカー場の中央に客がいて、サイドラインのあたりにやぐら、その向こうにサッカーの観客席があって、花火はおそらくその向こうの駐車場から上がっていたと思われる。花火は3号から4号くらいのものだったが、近くで上げているので真上で開く。音楽も客がこのサッカー場の中にいることを前提にしているので、音と光の時差が少ない。そのため、音楽とのシンクロが演出できるのであろう。
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